第八十七回 令和三年の節分

第八十七回 令和三年の節分

 

 

 

 

 

 

 

 

二月二日(火)、節分の行事として豆まきを行いました※。
無病息災の願いを例年以上に強く込めたことは、言うまでもありません。

 

 

 

 

 

さて、今年のニュースでは、例年以上に節分が大きく取り上げられていました。
明治三十(1897)年以来、百二十四年ぶりに節分が二月二日であったためです。
節分が二月三日でないのは、昭和五十九(1984)年以来三十七年ぶりのようです。(この年の節分は二月四日でした。)

 

 

昨年も一昨年もその前も、節分は二月三日でした。立春の前日が今日における“節分”となり、二月四日が立春であったからです。
この“立春”は必ずしも二月四日と決まっている訳ではなく、天体の動きをもとにして国立天文台が算出・決定しています。
今年は立春の日が一日前日にずれ込んだ影響で、二月二日が節分となった…という事だそうです。
なぜ立春の日がずれ込むのか?という問題については、国立天文台のWEBサイトの記事や明石天文科学館館長のインタビューをご参照ください。やや込み入った内容ではありますが、細かく解説がなされています。

 

 

国立天文台WEBサイト「節分の日が動き出す」

 

国立天文台WEBサイト「秋分の日が動き出す」

 

国立天文台WEBサイト「二十四節季とは?」

 

ライブドアニュース・明石天文科学館の館長による解説

 

 

 

※例年同様、山内僧侶・関係者のみで行っております。