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第四十九回 芸術の秋【上野 大報恩寺展】
現在上野の東京国立博物館において、特別展【京都 大報恩寺(だいほうおんじ) 快慶(かいけい)・定慶(じょうけい)のみほとけ】が開催中です。 この特別展では、今から約八百年前・鎌倉時代の大仏師である快慶や定慶
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第四十七回 読書の秋 【栄久庵憲司『袈裟とデザイン』】
すっかり秋らしい気候の日々が続き、長袖の上着が手放せない季節となりました。 「読書の秋」という言葉がありますが、秋は暑さ寒さに惑わされることなく本を読むことに集中できる、まさに絶好の機会ではな
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第四十六回 彼岸花(平成三十年)
猛暑が続いた日々は何処へやら、すっかり秋らしい気温の日々が続いています。 毎年のように、境内には彼岸花が咲き乱れていました。 雨が続いたために枯れ出したものも現れていますが、場所によってはまだ美しい花を見ることができます
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第四十五回 インド仏教聖地巡礼記録(5) かつての布教の拠点へ
(前回の記事はこちらです) 2018年の2月末から3月初頭にかけて、インドを訪れた際の巡礼記録。今回ご紹介するのは、仏教八大聖地の四番目【ラージギル】。 かつてインドに存在した【マガダ国】という国の首都【ラ
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第四十四回 インド仏教聖地巡礼記録(4) 世界最古の大学跡地へ
久々の更新となります、連載記事のインド仏教聖地巡礼記録。 今回は「仏教八大聖地」には含まれてはいないものの、歴史上とても重要な場所を訪れた記録を掲載致します。 それは世界最古の大学(427年創
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第四十二回 興教大師・覚鑁上人
毎年六月、真言宗豊山派などの大きな寺院において、「両祖大師誕生会」と呼ばれる行事が行われています。 この行事は、ともに六月生まれと伝えられる真言宗の祖・弘法大師空海と、中興の祖である興教大師覚鑁(こうぎょうだいし・かくば
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第四十一回 紫陽花(あじさい)と梅の実
六月六日、気象庁より関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。 それに合わせるかのように、境内に植えられている紫陽花も見頃を迎えています。 また、数日前には梅の実を収穫いたしました。 ここまで多