第十四回 花祭り挙行 / 春の花々
去る四月八日、平成二十九年度の花祭り(仏誕会・灌仏会)法要を執り行いました。
当日は多くのお檀家様のほか一般の参拝者の方もおみえになり、甘茶をお釈迦さまの像にそそぐ灌仏(かんぶつ)を行い、お釈迦さまのお誕生日をお祝いしていただいたのち、甘茶を飲んでいただきました。
甘茶は苦みの後に爽やかな甘さの残る、不思議と癖になる味わいがします。
一年の中で一度、花祭りでしか飲むことがないため、私自身も年に一度の楽しみになっています。
さて、「花」といえば…
残念ながら八重桜は散ってしまいましたが、慈眼寺の境内では八重桜以外にも様々な花が咲き乱れています。
特に、ボタンが立派に花開いています。
墓地の片隅では、スミレがあちらこちらから顔を出しています。
暖かい日が急に続き出したため、藤も花を咲かせ始めました。
まだ七分咲きほどなので、満開になる日が楽しみです。