暖房が不可欠な寒さが続いている、今日この頃。 「スポーツの秋」「読書の秋」「食欲の秋」など、さまざまな形容詞が付けられる秋ですが・・・ 今回は「芸術の秋」に焦点を当て、しばらく連載していた「敦煌巡礼記録」に交え、1988

＊第二十三回　敦煌（とんこう）巡礼記録（１）の続きです。   このは敦煌石窟とも呼ばれる、世界でも有数の広大な仏教遺跡です。 岩壁に掘られた数百もの洞窟の中に、たくさんの仏像・壁画が安置されています。

※この記事は、九月九日発行の「慈眼寺寺報　第十一回」を加筆したものです。       平成二十九年度の秋のお彼岸が、つい先日終わりました。 前回ご紹介した彼岸花は、残念ながらほぼ全て枯れてし

お彼岸の入り（九月二十日）は、まだ一週間も先ですが・・・ 仏塔の横の彼岸花が、早くも満開になりました。         墓地に向かう道の途中に咲く彼岸花は、まだ顔を出し始めたばかり

二年前の夏、中国の敦煌（とんこう）へ行く機会に恵まれました。   中国の中央西側に位置する敦煌は、砂漠の中にあるオアシス都市であり、かつてシルクロードの分岐点として栄えました。 数多くの重要な経典・仏教美術が安