境内案内

現在の慈眼寺の本堂は、第二次世界大戦ののち、昭和三十年代に新たに建立されたものです。 旧本堂は文政・天保（1800年代前半）の間に建造されたと伝えられていますが、昭和二十年（1945）三月の東京大空襲によって消失してしま...

仏舎利塔（ぶっしゃりとう）とは、お釈迦さまのお舎利（ご遺骨）を安置するための供養塔です。 　慈眼寺の仏舎利塔の中には、釈迦牟尼如来（しゃかむににょらい）像と、タイ国の王立一級寺院ワットスラケットより請来された仏舎利（北イ...

境内に建立されている二つの斎場は、通夜・葬儀はもちろんのこと、花祭りや施餓鬼会法話等の行事にも利用されています。 大型の第一斎場（写真一枚目）には弥勒菩薩（みろくぼさつ）像が、中型の第二斎場（写真二枚目）には阿弥陀如来（...

この【氷川堂(ひかわどう)】では、慈眼寺第十四代住職:覺順和尚(かくじゅんおしょう)の尊像をお祀りしております。 尊像は和尚が遷化(せんげ)された万延元年（1860年）に造られたものです。...

慈眼寺の境内には、庚申塔（こうしんとう）やお地蔵さま等からなる石仏群があります。 これらは元々青梅街道の道端にありましたが、道路拡充工事によって移転し、慈眼寺に安置されました。...

石仏群の中で特に特徴的な仏さまが、この馬頭観世音菩薩（ばとうかんぜおんぼさつ）です。略して、馬頭観音（ばとうかんのん）とも呼ばれています。 　馬頭観音とは、名前の通り、頭上に馬の頭を乗せた観音さまです。まるで大食いの馬の...

庚申塔とは庚申塚（こうしんづか）とも呼ばれる、庚申信仰に基づいて建立された塔です。庚申塔の中心には青面金剛明王（しょうめんこんごうみょうおう）という仏さまが彫られており、その側には「見ざる・言わざる・聞かざる」の三匹の猿

  地蔵菩薩（お地蔵さま）は、人間に限らず全ての生き物を教え導くと伝えられています。...

このお地蔵さまは、平成十六年（2004）に建立されました。一般的に六地蔵（ろくじぞう）と呼ばれる、お地蔵さまの六つの姿を表現した像です。 　六地蔵とは六道輪廻（ろくどうりんね）の考え方（全ての生き物は、六種類の世界すなわ...